【8月11日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は10日、女子シングルス1回戦が行われ、フラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)は6-4、6-1でガブリエラ・ドンブロフスキ(Gabriela Dabrowski、カナダ)に快勝し、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が待つ2回戦へ駒を進めた。

 全米オープン(The US Open Tennis Championships 2015)の前哨戦に位置付けられる今大会で2回戦から登場するセレーナは、ペネッタとの過去の対戦で6戦全勝としているが、実戦に臨むのは先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)で四大大会(グランドスラム)4連勝を飾って以来となる。

 ペネッタは、「史上最高の選手の一人と対戦することは、素晴らしいこと」とし、「彼女は最も厳しい相手だけど、自分がどこまでやれるか見てみたい」と意気込んだ。

 ペネッタ戦では、過去に1セットしか落としていないセレーナは、米ニューヨーク(New York)で3週間後に開幕する全米オープンで、年間グランドスラムの達成と、オープン化以降のグランドスラムで歴代最多優勝を誇るシュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏に並ぶ、シングルス通算22勝を目指す。

 10日は雨天のため、多くの試合が順延となっている。(c)AFP