【8月6日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が5日、フランス・リーグ1王者のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に加入することができて「うれしい」と語った。

 27歳のディ・マリアは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からPSGに移籍することが確実とみられているが、契約はまだ正式に成立していない。

 しかし、ディ・マリアはスポーツテレビ局beINスポーツ(beIN Sports)のインタビューに応じ、PSGに移籍する喜びを語っている。

 ドーハ(Doha)で4日に行われたメディカルチェックをパスしたディ・マリアは、「僕を獲得するために力を尽くしてくれたPSGに移籍できてうれしいよ」とコメントした。

「ベストを尽くすよ。やれることは全部やるし、すべてがうまくいけばたくさんのトロフィーを獲得することができる」

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に在籍した経歴を持つディ・マリアは、昨季フランス国内3冠を達成したPSGに、ふたたび栄光をもたらすことを目標に挙げている。

「PSGはフランス国内ですべてのトロフィーを獲得した。それはビッグクラブにとって重要なことだ」

「僕の目標はPSGが欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で準々決勝より上に勝ち進めるよう、チームに貢献することだ」

 PSGは過去3シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝でFCバルセロナ(FC Barcelona)とチェルシー(Chelsea)に敗れており、大会最高成績は1995年のベスト4となっている。

 2014年夏、プレミア史上最高額となる5970万ポンドでレアルからユナイテッドに加入したディ・マリアだったが、わずか1シーズンでクラブを離れることになり、同選手の移籍については移籍金4430万ポンド(約86億円)でクラブ間合意に達している。(c)AFP