【8月1日 AFP】男子テニス、ベット・アット・ホーム・オープン(bet-at-home Open-German Tennis Championships 2015)は31日、シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-2で第5シードのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)に勝利し、ベテランのアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)と対戦する準決勝へ駒を進めた。

 29歳のナダルは、5度のブレークを記録すると、リオ・オープン(Rio Open presented by Claro hdtv 2015)準々決勝と同じカードを再び制した。

 ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を破って優勝した2008年以来のベット・アット・ホーム・オープン出場を決意したナダルは、低迷するシーズンからの脱却を図っている。

 クレー通算47個目のタイトル獲得を目指すナダルは、「試合の90%は正しいことができた。毎回正しいショットを打って、自分のチャンスを待った」と振り返った。

 ナダルはセッピとの対戦成績を5勝1敗としており、唯一の黒星は2008年のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2008)で喫したものとなっている。

 セッピについて「良い選手だ」と評したナダルは、「コンスタントにプレーする選手。ベースラインから本当にとても力強いショットを打つし、方向転換もうまい」と語った。

 もう一方の準決勝では、第8シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)と、予選突破者のリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)が対戦する。(c)AFP