【7月20日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は19日、各地でワールドグループ準々決勝が行われ、アンディ・マレー(Andy Murray)が勝利した英国は3勝1敗でフランスを下し、オーストラリアの待つ準決勝へ駒を進めた。

 世界ランク3位のマレーは、第4試合のシングルスに出場し、4-6、7-6、6-3、6-0でフランスのジル・シモン(Gilles Simon)を下して、英国を34年ぶりの4強入りに導いた。

 3日連続でプレーした28歳のマレーは、デビスカップのシングルス通算25試合で23個目の白星を挙げ、英国はフランス相手に1978年以来の勝利を収めた。

 シングルス2試合と、兄のジェイミー(Jamie Murray)と出場したダブルスにすべて勝利したマレーは、「勝ち進めたことが信じられない。最後の最後までエネルギーを使い果たした」とコメントした。

「第2セットでも良い感じではなかった。たくさんミスをしていたけど、プレーの形にはこだわらなかった。ただ勝ちたかったんだ」

「この週末は最高だった。このチームは素晴らしい。実力以上のことを成し遂げたよ」

 デビスカップで英国が最後に優勝したのは1936年、最後に決勝進出を果たしたのは1978年となっている。

 9月に行われる準決勝では、英国がオーストラリアを迎え撃ち、アルゼンチンはベルギーと対戦する。