【7月17日 AFP】ナイジェリア北東部ダマツル(Damaturu)で17日、少女3人が、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の終わりを祝うイスラム教徒を狙った自爆攻撃を行い、13人が死亡、15人が負傷した。警察当局が明らかにした。

 地元住民によると、市内の礼拝場所そばで2度の爆発があり2人が死亡。またその直後にモスク(イスラム礼拝所)そばで3件目の爆発があり、医療関係者によると11人が死亡した。

 今年のラマダンは、モスクを狙った自爆攻撃や、礼拝中のイスラム教徒を狙った銃撃などが相次ぎ、特に多くの死者が出ている。ダマツル南郊のゴンベ(Gombe)では16日夜、ラマダン明けの買い物客を狙った2件の自爆攻撃があり、少なくとも49人が死亡した。

 ダマツル周辺では過去に、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による攻撃が頻繁に起きている。(c)AFP