【7月13日 AFP】財政破たんの危機にあるギリシャの金融支援について、ギリシャとドイツ、フランスの3首脳と欧州連合(EU)大統領が、「妥協案」を提案したことが分かった。欧州関係筋が13日未明、AFPに明らかにした。残りのユーロ圏国と共に同案の可否を協議することになる。

 同関係筋によると、ギリシャのアレクシス・チプラス(Alexis Tsipras)首相、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相、フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領、欧州理事会(European Council)のドナルド・トゥスク(Donald Tusk)常任議長(EU大統領)は、ユーロ圏19か国の緊急首脳会合の合間に行っていた4者協議で、この「妥協案」を打ち出した。

 プレーベン・アーマン(Preben Aamann)EU大統領報道官はツイッター(Twitter)で、トゥスク議長がユーロ圏19か国の首脳に対し「妥協案」に関する会議を招集したと述べたが、詳細については明らかにしていない。(c)AFP