【7月8日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は7日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第13シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)は7-6、3-6、6-3で第21シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)を下し、準決勝に駒を進めた。

 2012年大会(The Championships Wimbledon 2012)のファイナリストは、四大大会(グランドスラム)で通算4度目、ウィンブルドンでは3度目の4強入りを果たし、次戦では第20シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と対戦する。

 26歳のラドワンスカは、「これ以上の出来はない。戦い抜けて本当に良かった。接戦でした」とすると、「また準決勝に進めるのが本当にうれしいです」と喜びを語った。

 ムグルサは、7-5、6-3で第15シードのティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky、スイス)に勝利し、スペインの女子選手がウィンブルドンでベスト4に進出するのは、1997年のアランチャ・サンチェス・ビカリオ(Arantxa Sanchez-Vicario)氏以来の快挙となった。

 ベネズエラ生まれバルセロナ(Barcelona)育ちのムグルサは、グランドスラム初の準決勝進出を果たし、「ただただ驚いています。とてもタフな試合だったので、興奮しています。最終ゲームは接戦だったので、ほっとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS