【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第13シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)は7-5、6-4で第28シードのエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)を退け、準々決勝進出を決めた。

 3回戦で前回女王のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)を下した元世界ランク1位のヤンコビッチだが、この日は1時間43分の戦いの末、2012年大会(The Championships Wimbledon 2012)準優勝のラドワンスカに敗れた。

 ヤンコビッチは、試合の終盤にかけて冷静さを失うと、審判に対し「みんな人間だから。あなたとは話したくない」と発言している。

 ラドワンスカは、7日の準々決勝で第21シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)と対戦する。

 試合終了後には、ウィンブルドンの公式タオルがボールボーイによって持ち去られないよう、ラドワンスカが「これは私のだからね」と念押しする微笑ましい一幕もあった。

 このタオルは、ウィンブルドンの公式ショップで約5500円で販売されている。(c)AFP