【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-6、6-4、5-7、6-4で第23シードのイボ・カルロビッチ(Ivo Karlovic、クロアチア)を下し、8年連続で準々決勝に進出した。

 2013年大会(The Championships Wimbledon 2013)の覇者は、次戦でバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil、カナダ)と対戦する。

 ここ39年で最年長の4回戦進出者となった36歳のカルロビッチは、約3時間の戦いで29本のサービスエースを決めたものの、3回戦までに合計136本のエースを奪ってきた選手にしてみれば、及第点以下ということになるだろう。

 マレーの62本というウイナーの数は、カルロビッチの75本に劣ったものの、アンフォーストエラーは、カルロビッチが32個に対し、マレーは9個だった。

 211センチの長身を誇るカルロビッチとの対戦で、マレーは「良いロブやパッシングショットがあった。彼を低く構えさせるよう注意した」と戦術を明かしている。

「非常に難しい試合で、精神的に疲れたよ。常にチャンスに備えなければならなかったからね」

 マレーは、第1セットを先取するのに7度のセットポイントを要し、第2セットは最低限のブレークで勝ち取った。

 カルロビッチは、1度目のマッチポイントをしのいだものの、2度目は力及ばず、マレーとの戦績を6戦全敗としている。(c)AFP