【7月3日 AFP】イタリア・セリエAの強豪ACミラン(AC Milan)は2日、ウクライナ1部リーグのシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)から、昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)で得点を量産したルイス・アドリアーノ(Luiz Adriano)を獲得したと発表した。

 28歳のアドリアーノは、BATEボリソフ(BATE Borisov)戦で1試合5得点の活躍をみせるなど、昨季のチャンピオンズリーグでリオネル・メッシ(Lionel Messi)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と並ぶ合計9得点を記録している。

 報道によると、ミランと5年契約を結んだアドリアーノの移籍金は800万ユーロ(約11億円)とされている。

 ミランはツイッター(Twitter)の公式アカウントで、「ルイス・アドリアーノは、2020年6月30日までとするミランの契約書にサインした」と投稿している。

 ルイス・アドリアーノは2007年に加入したシャフタールでリーグ優勝6回、2009年にはUEFA杯(UEFA Cup)制覇を経験するなど成功を収め、2014年11月にはブラジル代表デビューを果たし、通算4試合に出場している。

 アドリアーノの獲得は、欧州カップ戦出場権を逃した14-15シーズンが終了して以来、ミランが行った2人目の大型補強になる。

 ミランはすでに、スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)からコロンビア代表ストライカーのカルロス・バッカ(Carlos Bacca)の加入が決まっている。(c)AFP