【7月2日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1日、イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)が2017年までチームとの契約を延長したと発表した。

 2011-2012シーズンにドルトムントが達成した国内2冠に貢献した24歳のギュンドアンは、4月下旬に2016年以降の契約延長を拒否し、クラブから近年スター選手を引き抜いているバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)への移籍がうわさされていた。

 しかしながら、独メディアはギュンドアン側が要求していた条件が通り、今回の契約に至ったとしている。

 ギュンドアンはチームの公式ウェブサイトで、「引き続きボルシア・ドルトムントでプレーできることになり、うれしいよ」とコメントしている。

「これですぐにでも新シーズンに向けた準備に集中できる。8月にピークを合わせ、開幕に勢いをつけたい」

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)前監督の下で好成績を残してきたドルトムントだったが、昨季は厳しい結果に直面した。

 ドルトムントは、今季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)出場権を逃すと、ドイツカップ(German Cup 2014-15)決勝にも敗れ、シーズン終了後の退任が決まっていたクロップ前監督の有終の美を飾れなかった。

 ドルトムントの新しい指揮官には、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏の就任が決まっている。(c)AFP