マインツ、コパ・アメリカで悪質行為のハラを放出する意向
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【6月27日 AFP】開催中のコパ・アメリカ(2015 Copa America)で相手選手の肛門に指を入れようとしたとして批判を浴びているチリ代表のゴンサロ・ハラ(Gonzalo Jara)が、所属クラブであるドイツ・ブンデスリーガ1部のマインツ05(Mainz 05)から放出される可能性があることが分かった。
チリが1-0で勝利した24日の準々決勝で、ハラがウルグアイ代表のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のパンツのお尻のあたりに指を差し込んでいる場面は、写真や映像にはっきりと残っており、ソーシャルメディアでは、ハラの行為に嫌悪感を示すコメントが広く寄せられている。
このおぞましい挑発を受けたカヴァーニは、ハラの顔を手で払って2枚目のイエローカードをもらい、退場処分を受けた。
マインツのクリスティアン・ハイデル(Christian Heidel)監督は、クラブが29歳のハラを売却する意向であることを明かしている。
ハイデル監督は、独紙ビルト(Bild)に対し「彼は分かっている。もしわれわれにオファーがあれば、彼は退団するだろう」と語っている。
昨年、イングランドのノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)からマインツに移籍したハラだが、昨季はリーグ戦17試合の出場にとどまっている。(c)AFP