【5月25日 AFP】米男子ゴルフツアー、クラウン・プラザ・インビテーショナル(Crowne Plaza Invitational at Colonial 2015)は24日、テキサス(Texas)州フォートワース(Fort Worth)のコロニアルCC(Colonial CC)で最終日が行われ、クリス・カーク(Chris Kirk、米国)が通算12アンダーでツアー4勝目を挙げた。

 カークはスコアを4ストローク伸ばし、第79回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2015)を制したジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)、ジェイソン・ボーン(Jason Bohn、米国)、ブラント・スネデカー(Brandt Snedeker、米国)を1打差の2位タイに抑えた。

 一時はこの上位4人と2打差に15人がつける状態だったが、世界ランク23位につけるカークは15番でバーディーを奪い通算12アンダーとすると、続く16番と17番をパーセーブした。最終18番ではティーショットがラフに入り緊張感が高まったが、最後は7フィート(約2.1メートル)のパーパットを沈めた。

 カークは「これまでに無いくらい緊張した。最後の数ホールの寄せワン、それに18番のパットは特にたまらなかった」と語った。

 首位スタートのケビン・ナ(Kevin Na、米国)は2オーバーでホールアウトし、10位タイに終わった。

 そのナと1打差の2位から出たイアン・ポールター(Ian Poulter、イングランド)は、18番でイーグルを狙ったが届かず、カークとのプレーオフに持ち込むことに失敗。通算10アンダーとスコアを前日から伸ばすことはできず、米国勢のパット・ペレス(Pat Perez)、ジョージ・マクニール(George McNeill)、ケヴィン・キスナー(Kevin Kisner)、そしてアダム・ハドウィン(Adam Hadwin、カナダ)とともに5位タイに終わった。(c)AFP