【5月19日 AFP】(一部更新)メキシコ・チワワ(Chihuahua)州の州都チワワ郊外で、6歳の男児が11~15歳の友達5人から石を投げられたり刃物で刺されたりするなどの暴行を受けて殺害され、遺体を埋められる事件が発生した。現地の検察当局が18日に明らかにした。

 検察当局によると、殺害された男児はクリストファー・レイムンド・マルケスモラ(Cristopher Raymundo Marquez Mora)君。遺体は16日に小川のそばの浅く掘った穴の中から見つかった。男児の姿が最後に目撃されたのはその2日前で、友達グループと一緒にいたという。

 捜査当局が男児の友達を取り調べ、遺体発見につながった。検察当局は、「荒廃した社会問題を反映する行為の容疑者」として11歳の少年1人、13歳の少女2人、15歳の少年2人の5人を拘束したと発表した。

 男児は14日に行方不明になり、母親が翌朝、警察に通報して捜索が行われていた。殺害された男児と拘束された5人は、近所に住む顔見知り同士だった。