【5月13日 AFP】韓国国防省によると、ソウル(Seoul)南部にある軍の訓練施設で13日、射撃訓練中の予備兵が銃を乱射し、1人を殺害、3人を負傷させた後にその場で自殺した。

 同省の報道官はAFPの取材に対し「正確な動機は今のところ不明だが、初期段階の捜査では個人的な問題に絡んだ事件とみられる」と語った。乱射した予備兵の身元は明らかにされていない。

 韓国では18~35歳までの健康な男性には全員、2年間の兵役義務が課せられる。除隊後も8年間は予備役期間として、年間最大160時間の服務がある。

 これまで2年の服務期間中の兵士が関与した同様の乱射事件はあったが、予備兵が起こした事件は比較的珍しい。(c)AFP