【5月2日 AFP】ナイジェリア軍は1日、同国北東部のサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)にあるイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の拠点から、女性と子ども234人を救出したと発表した。

 軍の声明によると、人質となっていた女性たちは先月30日、サンビサ森林地帯のカウリ(Kawuri)とコンドゥガ(Konduga)側で救出された。ここ数日の間に軍が救出した人数はこれで500人を超えた。

 集団拉致の被害者の多さは、ボコ・ハラムがどれほどの規模でこうした戦術を実行しているかを明確に示している。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)によると、昨年初め以降にボコ・ハラムが拉致した女性や少女はおよそ2000人に上っている。(c)AFP