【4月16日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)は15日、シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-2、6-1でフランスのジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy)に勝利し、3回戦に進出した。

 フェデラーも同じスイス出身のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)、クレーの王者ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と同じように、電光石火の早さで大会初戦を制し、快調な滑り出しを見せた。

 この大会で何度も決勝に進出しているフェデラーは終盤、相手のダブルフォールトが続いた隙を突き、勝利まであと1ゲームに迫ると、最後はサービスエースでマッチポイントをものにし、わずか54分でシャーディーを圧倒した。

 フェデラーは、「ジェレミーのサーブがあまり良くなかったし、こっちはリターンの感触も上々だった。だから、向こうのサーブでも、サービスゲームみたいな気持ちでできた」と話した。

「僕のサーブも良かったと思うし、ファーストサーブもよく入って、ベースラインでも主導権を握れていた。クレーでは展開が早くなるけど、10日かけてクレーのトレーニングを積んできたし、準備はできたと感じている」

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