【4月14日 AFP】2007年にイラクの首都バグダッド(Baghdad)で米民間軍事会社「ブラックウオーター(Blackwater)」の警備員が市民に向け銃を乱射し、少なくとも14人が死亡した事件で、米首都ワシントン(Washington D.C.)の連邦地裁は13日、元警備員の被告4人のうち1人に終身刑、3人に禁錮30年を言い渡した。

 ワシントンの連邦地裁で2か月にわたって行われた公判では、市民でにぎわうバグダッドの広場で被告らが市民に向けて狙撃銃や機関銃、グレネードランチャーを乱射した行為が争点となった。陪審は昨年10月、被告らを第1級殺人や故殺などで有罪とする評決を出していた。(c)AFP