【4月14日 AFP】ユベントス(Juventus)のジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)は13日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)準々決勝第1戦を翌日に控え、「より成熟した」チームとして、ASモナコ(AS Monaco)を侮るようなことはしないと話した。

 ユベントスは本拠地トリノ(Turin)で先勝し、22日の第2戦に向けて優位に立つことを目指している。

 4バックあるいは3バックの守備陣として14日の試合に出場するかどうか、当日まで不透明な状況となっているキエッリーニは、2012-13年大会の準々決勝で、大会覇者となったバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れて以降、チームが成長を遂げてきたと信じている。

 30歳のキエッリーニは報道陣に対し、「2年前と比べて、チームはより一層成長していると思う」とコメントした。

「2年前とは違う手応えを感じているよ。僕らは成長と成熟を遂げ、偉業を成し遂げる準備はできていると信じている」

 一方、2003-04年大会以降初めて8強入りを果たしたモナコは、同年に決勝まで勝ち進んだが、当時ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が率いていたFCポルト(FC Porto)に0-3で敗れている。

 しかしモナコは過去の傷痕を消し去るように、アーセナル(Arsenal)との決勝トーナメント1回戦では、2戦合計スコアが3-3となったものの、アウェーゴールの差で勝ち上がった。

 キエッリーニは、「この数年は不本意な結果となっているかもしれないが、モナコには国際試合で豊富な経験を持つ選手がそろっているし、若手選手も頭角を現している」と警戒している。

「彼らを過小評価するわけがない」