【4月13日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第79回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2015)は12日、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で最終日が行われ、2か月ぶりのツアー復帰を飾ったタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、通算5アンダーの17位タイという成績に満足していると語ったが、メジャー通算14勝の王者が自分のプレーを取り戻すためには、もう少し時間がかかるようだ。

 4度のマスターズ制覇を誇るウッズは、オーガスタ・ナショナルで堅実なショートゲームを取り戻したように見えたが、最終日のティーショットは、なかなかフェアウエーをとらえることができなかった。

 再出発について「しばらくかかる」としたウッズは、「少し休んで、一からやり直す。再び練習して、プレーの質を高めていきたい。感覚は良いし、距離感も戻った。すべてうまくいっている」と展望を述べている。

 来月行われるザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2015)に出場するかと聞かれたウッズは、「練習するつもりだ。もっと練習が必要だ」と答えた。

 つまり、ウッズは6月の第115回全米オープン選手権(2015 US Open Championship)を見据え、ザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament 2015)を復帰戦にする可能性もあるということだ。

「少し時間がかかる」としたウッズは、「今週ボールを打った感覚には満足している。感覚が戻ってきた。それに加えて、ショートゲームも戻ってきたことがうれしいね」とコメントしている。