【4月12日 AFP】(一部更新)春の観光シーズンを迎えている米首都ワシントン(Washington D.C.)で11日午後1時(日本時間12日午前2時)すぎ、連邦議会議事堂の階段の近くにいた男性が銃で自殺し、議事堂などが3時間近く封鎖された。

 警察によると、建物の西側で自殺した男性は「social justice(社会正義)」と書かれた抗議のサインを持っていた。警察は男性が持っていたバックパックとケースを調べた上で議事堂とビジターセンターの封鎖を解いた。警察は「テロ関連」ではないとしているが、男性の身元や自殺の動機は明らかにしていない。

 ワシントンは桜の花を見ようという観光客でにぎわっており、1年で最も観光客が多い季節の一つを迎えている。観光客の入り口は男性が自殺した場所から議事堂の反対側にある。男性の自殺を目撃したとツイートした人もいたが、ワシントン中心部の大半はこの事件の影響を受けなかった。(c)AFP