【4月8日 AFP】米ニューヨーク(New York)市近郊で、100歳の男が自宅でおのを使って妻を殺害した上、自殺する事件が起きた。当局が7日、発表した。男は認知症だったと報じられている。

 ニュージャージー(New Jersey)州バーゲン(Bergen)郡のジョン・モリネリ(John Molinelli)検察官によると、昨年11月に100歳の誕生日を迎えたマイケル・ジャスキン(Michael Juskin)容疑者は5日、同州エルムウッド・パーク(Elmwood Park)の自宅の寝室で眠っていた妻のロザリア(Rosalia Juskin)さん(88)を殺害。その後、バスルームに入って刃物で両手首を切り、自殺した。家族が翌日に2人の遺体を発見し、警察に通報した。

 検察官によれば、夫妻には以前から「家庭内の問題」があった。地元ニュースサイト「NorthJersey.com」は、容疑者が認知症を患っていたとの家族の証言や、容疑者の自宅には2012年以降、家庭内の問題を理由に3度にわたって警察が呼ばれていたことを伝えている。(c)AFP