【4月6日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)のザマレク(Zamalek)地区で5日、橋の上の検問所そばに置かれた爆弾が爆発し、警官1人が死亡した。同国当局が明らかにした。

 保健省関係者によると、爆発でさらに女性1人を含む2人が負傷した。警察関係者によると、爆発はミニバンの運転手が警官に何かを尋ねるために車を寄せた時に起きたという。

 事件について、イスラム過激派組織「アグナド・マスル(Ajnad Misr)」(エジプトの兵士たち)が、ツイッター(Twitter)で犯行声明を出した。同組織は以前にも、カイロ市内での治安部隊に対する同様の攻撃について犯行声明を出している。

 同組織は今回の事件について、2013年にイスラム組織出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領が解任されて以来、政府の弾圧で数百人のモルシ派デモ参加者が殺害されたことに対する復讐(ふくしゅう)だと主張している。(c)AFP/Mostafa ABULEZZ