【4月5日 AFP】トルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)は4日、トルコ北東部で選手を乗せたバスが襲撃され、運転手が負傷したことを明らかにした。

 国内リーグで現在首位に立つフェネルバフチェは、敵地リゼ(Rize)で行われた試合でチャイクル・リゼスポル(Caykur Rizespor)に5-1で勝利し、本拠地イスタンブール(Istanbul)に戻る際、選手の乗っていたバスが発砲を受けた。

 バスに乗っていたクラブのマフムート・ウスル(Mahmut Uslu)副会長は、運転手が顔を負傷し、病院に搬送されたと明かしている。

 ウスル副会長は地元テレビ局に対し、「襲撃者はバスを衝突させて、選手を殺そうとしていた。信じられないよ」と語った。

 今回の事件で選手にけがはなく、事件が発生したトラブゾン(Trabzon)のアブディル・ジェリル・オズ(Abdil Celil Oz)知事によると、負傷した運転手も命に別条はないとしている。

 オズ知事は、「当初はバスが投石を受けたのだと思っていたが、現場の科学捜査官は武装者によって銃撃されたと結論づけた」と語っている。(c)AFP