【4月4日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2015)は3日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6、6-2で第22シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)を退け、連覇に王手をかけた。

 4度の大会制覇を誇るジョコビッチは、決勝で第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と対戦する。マレーは、同日の準決勝で第8シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下し、3度目の優勝に向けて決勝進出を果たした。

 27歳のジョコビッチは、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2015)とマイアミ・オープンで、史上初となる3度目の2冠を達成したいと意気込んでいる。

 この試合で、タイブレークの末に第1セットを奪ったジョコビッチは、第2セットの序盤にブレークし、2-1とリードすると、その後は圧倒的な試合展開で勝利を収めた。

 ジョコビッチは、1時間半の試合の中で10本のサービスエースを決め、ファーストサーブが入ったとき、80パーセント以上の確率でポイントを獲得した。

 準々決勝まで一度もサービスゲームを落としていなかったイズナーだが、この日は、ジョコビッチに2度のブレークを許した。

 マレーは今季、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)決勝でジョコビッチに敗れているほか、インディアンウェルズ(Indian Wells)の準決勝でもジョコビッチの前に屈している。(c)AFP