【2月27日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は26日、改修作業中の本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)で第2次世界大戦の不発弾が見つかったため、周辺地域を閉鎖すると発表した。

 見つかったのは英国軍が落としたとみられる250キロ爆弾で、26日午前、スタジアムのVIP区画の改修作業を行っている際に発見された。爆弾は午後には撤去される見込みとなっている。

 このためクラブは、スタジアムで行われる予定だった記者会見の会場を練習グラウンドに変更した。

 2011年、2012年にリーグ連覇を果たしているドルトムントは、28日にシャルケ04(Schalke04)との「ルールダービー」を控えている。チケットはすでに完売で、収容人数8万700人のスタジアムには、満員の観客が詰めかけるとみられる。

 3月18日には、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント1回戦第2戦で、ユベントス(Juventus)をこのスタジアムに迎える。ドルトムントは第1戦に1-2で敗れており、本拠地での逆転を目指す。(c)AFP