【2月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の第2回バルセロナ合同テストは26日、カタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)で初日が行われ、ウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が最速タイムを記録した。一方で、マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)は再び問題に直面した。

 マッサは初日から100周以上を走破し、1分23秒500をマーク。2番手タイムには、ザウバー(Sauber)のマーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)が続いた。

 昨季の年間王者であるメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、MGU-Kの問題で午後のセッションを制限されたものの、48周を走行して3番手タイムを記録した。

 マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトン(Jenson Button)は、わずか7周の走行にとどまると、油圧系統に漏れが見つかったため、対応を余儀なくされた。

 合同テストが残り3日となる中、マクラーレン・ホンダはここまで210周しか周回できていない。これは、フォースインディア(Force India)を除く全チームと比べて半分以下の数字となっている。

 ロン・デニス(Ron Dennis)最高経営責任者(CEO)は、第1回バルセロナ合同テストでクラッシュ後、入院していたフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、来月15日のオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2015)で復帰するはずだとしている。