【2月26日 AFP】アフガニスタン北部の山岳地帯で発生した大雪による雪崩で、これまでに100人以上の死者が確認された。当局が25日、明らかにした。

 パンジシール(Panjshir)州の知事代行がAFPに語ったところによると、犠牲者のほとんどは同州の住民だった。

 雪崩は2日間にわたり降り続いた大雪の後に発生。同州では雪崩により家屋100棟以上が押しつぶされた。雪で主要道路も遮断されたため、救助隊の被災地入りが困難となっている。

 気温が氷点下を大きく下回る中、雪に埋もれた家屋にまだ閉じ込められているとみられる少なくとも28人の捜索が夜を徹して行われている。知事代行によると、救助された人のうち約30人が凍傷などの傷を負っているという。

 当局によると、パンジシール州で100人が死亡した他、バーミヤン(Bamiyan)とバドギス(Baghdis)、ナンガハル(Nangarhar)、ラグマン(Laghman)の4州で計11人が死亡した。(c)AFP