【2月25日 AFP】マリフアナ文化と歴史的に深い関係を持つジャマイカで24日、少量の「ガンジャ(ジャマイカでのマリフアナの呼称)」の所持を罰金刑に軽減する法案が可決された。

 ジャマイカのピーター・ブンティング(Peter Bunting)国家安全保障相は声明を発表し、議会で法案の審議が始まったのは38年前で、審議は極めて遅い足取りだったと述べた。また同相は「(新法で)警察と市民の不必要な衝突の原因を取り除くことができ、若者たちが犯罪歴によって不当な足かせをかけられることがないようにすることができる」と述べた。

 新法の下では、マリフアナの少量所持では逮捕されず、罰金刑のみが適用されるようになる。また宗教目的、医療目的、科学目的、治療目的でのマリフアナの利用が認められるようになる。さらに、医療用マリフアナや産業用ヘンプ(麻)の栽培を免許制にすることで規制を実現するという。(c)AFP