【2月26日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は25日、決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、アーセナル(Arsenal)は1-3でASモナコ(AS Monaco)に敗れた。

 アーセナルは本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で3失点を喫し、またしても屈辱のベスト16敗退に終わる可能性が高くなった。

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が率いるアーセナルは前半、ジェフリー・コンドグビア(Geoffrey Kondogbia)のシュートがDFに当たってゴールに入り、まさかの先制を許すと、後半にはディミタール・ベルバトフ(Dimitar Berbatov)に得点を奪われ2失点目を喫した。

 かつてアーセナルのライバル、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属していた経緯から、ベルバトフにやじを浴びせていたアーセナルファンだが、ベルバトフの冷静なフィニッシュは彼らに大きなショックを与えた。

 それでも、悲劇はこれで終わりではなかった。

 試合終了間際にアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)のゴールで1点を返し、希望が見えた直後の後半ロスタイム、アーセナルはヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)にドリブル突破から3得点目を奪われた。

 このためアーセナルは、3月17日に行われる敵地での第2戦で相当困難な任務を遂行できなければ、5シーズン連続の決勝トーナメント1回戦敗退は避けられない状況になった。