【2月23日 AFP】ナイジェリア北東部ヨベ(Yobe)州の商業中心都市ポティスクム(Potiskum)の市場で22日、7歳とみられる少女が自爆し、少女の他に7人が死亡した。ナイジェリアでは子どもを使った自爆攻撃が相次いでおり、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の犯行が疑われている。

 目撃者や病院関係者情報による当初の死者数は自爆犯を含めて6人とされていたが、ポティスクムの国立病院によると、後に負傷者のうち2人も死亡した。また地元自警団によると、負傷した19人が同病院に搬送された。

 自爆攻撃によって、来月28日に大統領選と総選挙を控えたナイジェリアが抱える治安上の不安が浮き彫りになった。再選を目指すグッドラック・ジョナサン (Goodluck Jonathan)大統領は、地元紙が今月22日に掲載したインタビューで、北東部の広範囲を制圧するに至ったボコ・ハラムの能力を「過小評価していた」ことを認めた。(c)AFP