【2月21日 AFP】フェラーリ(Ferrari)のマウリツィオ・アリバベーネ(Maurizio Arrivabene)代表は20日、破産申請したマルシャ(Marussia F1 Team)から名前を変えたマノー(Manor F1 Team)に、2014年型のエンジンを供給すると発表した。

 バルセロナ合同テストの2日目に、就任後初の記者会見を行ったアリバベーネ代表は、「マルシャには昨日、2014年のエンジンを供給すると伝えた。正式な契約はまだだが、近日中にまとまるだろう」と話した。

 マルシャは19日、新たな出資者が見つかったことで、債権者が「指揮権を首脳陣に戻す」ことに合意したため、破産手続きを終了させたことを発表した。

 報道によれば、英スーパーマーケット大手「セインズベリー(Sainsbury's)」のジャスティン・キング(Justin King)元最高経営責任者(CEO)らが、チームに出資するという。

 昨年10月、多額の負債を抱えて経営破綻したマルシャだが、その半額以上は、エンジン供給元のフェラーリに対するものだった。(c)AFP