【2月18日 AFP】ベルギーの税務当局が、イングランド・プレミアリーグでプレーするエデン・アザール(Eden Hazard)、ティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)、ケヴィン・ミララ(Kevin Mirallas)が開設したルクセンブルクの銀行口座について調査を行っているという。17日、現地のフラマン語紙デ・モルゲン(De Morgen)が報じた。

 同紙は、ベルギー代表の3選手が送金の際、ルクセンブルクの企業を経由していると報じており、実際にルクセンブルクの税率は、ベルギーと比べて格段に低い。

 調査の対象には、フランス・リーグ1のリール(Lille OSC)に期限付きで移籍しているリバプール(Liverpool FC)の19歳ディボック・オリジ(Divock Origi)も入っているという。

 デ・モルゲン紙の専門家の解説によれば、この方法は「実際の手続きがルクセンブルク国内で行われていることが証明されれば」合法だが、「普通は(証明が)難しい」という。

 昨年11月には、流出した大量の書類から、国際的な企業数百社がルクセンブルクと秘密裏に協定を結び、租税を回避していたことが明らかになったばかりだった。(c)AFP