【2月7日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は6日、DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が5週間戦線を離脱すると明かした。

 28歳のスペイン代表は、4日に2-1で勝利したセビージャFC(Sevilla FC)戦でハムストリングを負傷し、脚を引きずりながら前半わずか9分でピッチを後にした。

 アンチェロッティ監督は、「セルヒオのけがは深刻なものだ。5週間離脱する」と語った。

 ラモスは、7日に行われるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とのダービーを欠場することがすでに確定していたが、今月18日と3月10日に行われる欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント1回戦のシャルケ04(Schalke04)戦も欠場する恐れがある。

 レアルではすでにハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が足、ペペ(Pepe)が肋骨、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)が太ももを負傷しており、ラモスの離脱は大きな痛手となる。

 同じマドリード(Madrid)のライバルであるアトレティコ戦で、レアルは21歳のラファエル・バラン(Raphael Varane)と23歳のナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')を先発のセンターバックに起用する見込みとなっている。

 指揮官は「2人の選手を信頼している。ともに非常に良い選手で、ひたむきで、プレーする用意はできている。土曜日(7日)は良いプレーをしてくれると確信している」と語った。

 現在勝ち点54でリーグ首位に立つレアルは、この1年間では公式戦で10度目となるアトレティコ戦に臨むことになる。(c)AFP