【1月16日 AFP】世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に3度輝いたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、14日に開かれたポルトガルサッカー連盟(FPF)設立100周年の祝賀会で、100年間の歴代最優秀選手に選出された。

 首都リスボン(Lisbon)の10キロメートル郊外に位置する都市エストリル(Estoril)のカジノで開催された式典では、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)で指揮を執るジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督も歴代最優秀監督を受賞している。

 2014年にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で61試合60得点を記録したロナウドは、1960年代に「黒い真珠」の愛称で呼ばれたエウゼビオ(Eusebio)氏と、2000年のバロンドール受賞者であるルイス・フィーゴ(Luis Figo)氏を抑えて選出された。

 12日に3度目のバロンドールを受賞したばかりのロナウドは、2008年と2013年にもサッカー界最高の個人賞に輝いている。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)で、11試合17得点の成績を残した29歳のロナウドは、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とのスペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)第2戦があったため、式典を欠席した。(c)AFP