【1月11日 AFP】スキージャンプ男子のウォルフガング・ロイツル(Wolfgang Loitzl、オーストリア)が現役引退を表明した。

 来週35歳の誕生日を迎えるロイツルは、10年以上にわたり強豪国オーストリアの一翼を担い、世界選手権では個人での優勝を含む8つのタイトルを獲得し、2010年のバンクーバー冬季五輪では団体の金メダル獲得に貢献した。

 また、2008-09シーズンにはオーストリア勢のジャンプ週間(Vierschanzentournee)7連勝の火ぶたを切る優勝を飾っている。

 しかしながら、ここ数年ではW杯でトップ10に入るのに苦しみ、昨年のソチ冬季五輪でも団体チームから外れていた。また、今季のジャンプ週間では予選敗退に終わっていた。(c)AFP