【1月8日 AFP】男子テニスのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)が7日、自身の公式ウェブサイトで、右腕の故障により全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2015)を欠場すると発表した。

 29歳のツォンガは、前腕に最新技術を駆使したサポーターを装着した写真を投稿、「とても残念ですが、今季のスタートを遅らせなければいけません。全豪オープンを欠場します」と説明した。

「まだ、前腕に(インターセクション症候群による)炎症があり、万全な状態で戦うことができません」

 世界ランク12位のツォンガは、この数週間腕の負傷に悩まされており、昨年11月にスイスと対戦した国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)決勝でも、不本意な結果に終わっていた。

 ツォンガは、第1試合でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)と対戦したが、4セットの末に敗れると、残りの試合は欠場した。同大会ではスイスが3-1で優勝を飾っている。

 その後、豪パース(Perth)で開催されている男女混合国別対抗戦の第27回ホップマンカップ(Hopman Cup XXVII)を欠場すると発表した際、今月19日にメルボルン(Melbourne)で開幕する全豪オープン出場も不透明な状況だとコメントしていた。

 2008年の全豪オープンで、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破ったツォンガは、決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れ準優勝に輝いた経験を持つ。

 ツォンガは、今後3週間ほど治療に専念しながら、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)シリーズのBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2015)とソニー・オープン2015(Sony Open 2015)までに復帰を目指すという。(c)AFP