【12月11日 AFP】ブラジル最大都市サンパウロ(Sao Paulo)は10日、暴風雨に見舞われ、市内各地で洪水が発生した。交通にも混乱が生じ、当局は一部地区に警戒警報を発令した。

 洪水被害が最も大きいのは市東部で、豪雨により道路が川と化し、多数の車が押し流された。路上には各所にひっくり返った車が積み重なり、流されてきた木の枝やがれきが散乱している。

 人口約2000万人のサンパウロ市周辺では今年、数か月にわたって数十年ぶりの干ばつが続いていた。(c)AFP