【12月8日 AFP】豪サウスオーストラリア(South Australia)州で8日、マッコウクジラ6頭の死骸が海辺に打ち上げられているのが見つかった。

 クジラの死骸が見つかったのは州都アデレード(Adelaide)から北西150キロのパララ(Parara)ビーチで、地元の住民が干潮時に発見した。マッコウクジラは体長16メートル、体重が50トンにもなる巨大な種で、動物保護当局は死骸の移動手段に頭を悩ませている。

 サウスオーストラリア州の環境天然資源省はAFPの取材に、クジラが打ち上げられた理由は不明だとしたうえで、衰弱した1頭が浅瀬に移動して仲間を呼び、5頭が追ってきたのではと語った。一方、地元の漁師はサケの群れを追っていた可能性を示唆した。

 環境天然資源省で動物保護を担当するデボラ・ケリー(Deborah Kelly)氏によれば、サウスオーストラリア州でクジラやイルカが打ち上げられることは、ほとんどない。

 警察と地元議会は現在、死骸をどう処理するかを検討しているという。死骸は現在、浅瀬にあるため、そのまま放置すれば、サメを引き寄せる恐れがある。(c)AFP