【12月3日 AFP】世界各国の腐敗や汚職を監視する非政府団体(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency InternationalTI)」は3日、2014年の世界の「腐敗認識指数(Corruption Perceptions IndexCPI)」を発表した。

 指数は、各国の専門家やビジネス関係者らの認識する腐敗・汚職の度合いを示したもので、0(腐敗度が高い認識)から100(腐敗度が低い認識)までの得点で表されている。日本は76点で15位だった。

 中国(100位、36点)とトルコ(64位、45点)など、急速に経済成長する国々では腐敗認識指数が悪化しているとみられる。全リストは「www.transparency.org」で閲覧できる。

■ワースト10

174位 北朝鮮 8点
173位 スーダン 11点
172位 アフガニスタン 12点
171位 南スーダン 15点
170位 イラク 16点
169位 トルクメニスタン 17点
166位 エリトリア、リビア、ウズベキスタン 18点

■トップ10

1位 デンマーク 92点
2位 ニュージーランド 91点
3位 フィンランド 89点
4位 スウェーデン 87点
5位 ノルウェー、スイス 86点
7位 シンガポール 84点
8位 オランダ 83点
9位 ルクセンブルク 82点
10位 カナダ 81点

■その他の注目国

12位 ドイツ 79点
14位 英国 78点
17位 米国 74点
26位 フランス 69点
64位 トルコ 45点
69位 ブラジル 43点
85位 インド 38点
100位 中国 36点
136位 ロシア 27点

(c)AFP