【11月21日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州マファ(Mafa)地区の村を19日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる武装集団が襲撃し、少なくとも45人が死亡、約50人が負傷した。地元当局者と住民らが20日、明らかにした。

 襲撃を受けたアザヤクラ(Azaya Kura)村の村長は「45人の遺体を確認した」と述べているが、森に逃げ込んだ後に殺害された者もいるはずだと話す住民もおり、さらに多くの死者が出ている可能性がある。

 マファから約50キロ離れたボルノ州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)まで逃げてきた村の住民は、「武装集団は村の家の半数以上を破壊し、バイク50台以上と車4台を燃やした上、食料品と家畜を奪っていった」と語った。

 マファとその周辺地域は、これまでにも繰り返し、ボコ・ハラムの襲撃を受けている。(c)AFP