【11月20日 AFP】モナコ公国の元首アルベール2世公(Prince Albert II)は19日、新たな公室メンバーで、公位継承権を持つ双子がクリスマス前には誕生する可能性があることを明らかにした。シャルレーヌ公妃(Princess Charlene)の懐妊については、5月に伝えられていた。

 アルベール公は、地元紙モナコ・マタン(Monaco Matin)に19日に掲載されたインタビューの中で、双子の出産予定日は「クリスマス頃」だが、双子なので出産の時期は早まる可能性があると述べた。

 また、妊娠期間の最終段階に近づいているシャルレーヌ公妃の体調は「非常に良い」としながら、「双子の性別については明らかにしないように」とのリクエスト通り、この件について公妃は口を閉ざしたままだという。

 アルベール公は、最初に生まれた方が同公の後継者になるとしたが、「男女の場合には、男子が後継者」になるという。

 アルベール公には婚外子が2人いるが、公位継承権はない。(c)AFP