【11月7日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するザウバー(Sauber)のエイドリアン・スーティル(Adrian Sutil)は6日、チームが来季のシートを交代すると発表したことを受け、即座に撤回の話し合いを望むことを明らかにした。

 ドイツ出身のスーティルは、第18戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2014)が開催されるインテルラゴス(Interlagos)で行われた記者会見で、そのことについて「話し合う」と述べた。

 スーティルには、チームと2015年シーズンまで契約が残っており、同選手の主張が理解されるなか、チームは先日、マーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)の同僚にブラジル出身のフェリペ・ナスル(Felipe Nasr)を起用すると発表した。

 スーティルは、「きちんと話し合う問題がある」と語った。

「チームは2人のドライバーを確定した。でも、それは彼らがレースに出るということにはならないし、チームの方針になるとは限らない」

「先週から今週にかけて状況は何も変わっていない。これは単なる発表にすぎず、僕としては、問題を解決するための話し合いが必要だ」

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