【11月6日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が5日、今週の始めに虫垂切除術を受けたバルセロナ(Barcelona)の病院を退院した。

 3日に手術を受けたばかりのナダルは、「すべてくまくいった。シンプルで、珍しくもない手術だ」とし、「大丈夫だよ」と報道陣に念押しした。

 四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るナダルは、コートへ戻る時期については「調子が良くなったら」としか明かしておらず、手術の前には5週間の療養が必要になると語っていた。

 先月のスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2014)準々決勝で敗退したナダルは、先週のパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2014)と、9日に英ロンドン(London)で開幕する今季最終戦のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)出場を見送った。

 ナダルの当面の目標は、来年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)ということになるだろう。(c)AFP