【11月5日 AFP】男子ゴルフ世界ランク2位のアダム・スコット(Adam Scott、オーストラリア)は4日、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)プレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2014)終了後にキャディーのスティーブ・ウィリアムス(Steve Williams)氏が引退して以降、そのポストを求めて応募が殺到していることを明かした。

 50歳のウィリアムス氏は、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が制した14度のメジャー大会のうち13度の優勝に貢献、今年いっぱいでキャディーを引退すると発表していた。

 スコットは4日夜、上海(Shanghai)に集まった報道陣に対し、100人以上の経験者と未経験者数人が、ゴルフ界でも給与の良い仕事として知られるキャディーの職を求めてコンタクトしてきたと話した。しかし、スコットはパートナーが決まるまで、少し時間がかかるだろうとしている。

「スティーブ・ウィリアムスに代わる人物はいない」と切り出した第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)覇者のスコットは、「3年前にスティーブと組めたのはラッキーだった。でも、それも長くは続かないことは分かっていた」と話した。

「次のスティーブ・ウィリアムスを探しに出かけるなんてことはしない。それは不可能だと思う。今の自分の状況を考えて、うまくいく相手を探すよ」

「時間はまだある。長期の契約を交わすのは、来年になるだろう。人間性を見て、うまくいくか判断しなきゃいけない。どんな人間関係でも一緒だろ」