【11月4日 AFP】現役引退を表明した女子フィギュアスケート界のスター金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)さんが、韓国の平昌(Pyeongchang)で行われる2018年冬季五輪の名誉大使に就任した。4日、大会組織委員会が発表した。

 招致にも力添えをしてきた金妍児さんは、母国開催の五輪で大役を務めることは「名誉」だと報道陣に話した。

「平昌が開催地に選ばれた瞬間を、今も鮮明に覚えています。組織委員会と共に活動することを楽しみにしています」

「名誉大使ですから、ウインタースポーツに対する人々の関心を高められるよう、ベストを尽くします」

 24歳の金妍児さんは、今年初めに開催されたソチ冬季五輪で銀メダルを獲得し、現役を退いた。2010年のバンクーバー冬季五輪で金メダリストになった金妍児さんは、2009年と2013年に世界選手権で優勝している。(c)AFP