【11月3日 AFP】米国人の綱渡り名人、ニック・ワレンダ(Nik Wallenda)さん(35)が2日、米シカゴ(Chicago)の3つの高層ビルの間を命綱なしで綱渡りすることに成功し、ふたつの世界記録を打ち立てた。

 ワレンダさんはすでにナイアガラの滝(Niagara Falls)とグランドキャニオン(Grand Canyon)で綱渡りをした最初の人物となっている。今回は2回の綱渡りに挑戦し、最初は19度の傾斜をつけたワイヤを渡り、もっとも傾斜した綱渡りでの世界記録を達成。2回目は目隠しをして向かいの500フィート(約152メートル)以上の高さの建物まで渡り、もっとも高い場所での目隠し状態での綱渡りの記録更新に成功した。

 ワレンダさんは、曲芸ファミリーとして世界に名高い「偉大なるワレンダ一家(The Great Wallendas)」の一員。(c)AFP