【11月2日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するザウバー(Sauber)は1日、チームの存続自体が危ぶまれているケータハム(Caterham F1 Team)からマーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)を獲得し、2015年シーズンの契約を交わした。

 エリクソンの加入により、来年はエイドリアン・スーティル(Adrian Sutil)とエステバン・グティエレス(Esteban Gutierrez)のどちらかのシートが奪われることになる。

 今季からF1に参戦している24歳のエリクソンは、「激動の一週間が明け、突然最高のクリスマスプレゼントをもらった気分だ」とし、「ザウバーが2015年の僕の活躍を信じてくれていることは誇り。ザウバーは、若手ドライバーの育成という面で最高のチームの一つだ。大きなチャレンジになるよ」と喜びを表現した。

 ケータハムとマルシャ(Marussia F1 Team)は、管財人の管理下に置かれており、今週末の第17戦米国GP(United States Grand Prix 2014)と、次戦のブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2014)には出走できない見込みとなっている。(c)AFP