【10月26日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2014)、第12戦ラリー・スペイン(Rally De Espana 2014)は26日、最終日が行われ、フォルクスワーゲン(Volkswagen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が優勝し、2年連続の総合優勝を確定させた。

 30歳のオジェは、総合順位でトップの座を脅かし、シーズン連覇を阻む唯一の可能性があったチームメートのヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala、フィンランド)を2位に抑えた。

 3位にはフォード(Ford)のミッコ・ヒルボネン(Mikko Hirvonen、フィンランド)が入っている。

 ラトバラは最終日、オジェにたやすく勝利を譲ることなく最終ステージの全4レースを制し、オジェとのタイムを27.3秒差から11.3秒差まで縮めた。

 ラトバラは最後のパワーステージでも、シトロエン(Citroen)のクリス・ミーク(Kris Meeke、英国)を2位、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン(Andreas Mikkelsen、ノルウェー)を3位、そしてオジェを4位に抑えた。

 フォルクスワーゲンはすでに第10戦ラリー・オーストラリア(Coates Hire Rally Australia 2014)を終えてマニュファクチャラーズタイトル連覇を決めている。(c)AFP