【10月1日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は30日、グループリーグ第2節の試合が各地で行われ、グループFのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3-2でFCバルセロナ(FC Barcelona)に勝利した。

 PSGはエースのズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)をけがで欠く状況を乗り越え、本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)での点の取り合いを制した。

 開幕からの公式戦7試合をすべて無失点で終えていたバルセロナに対し、PSGは前半10分にダビド・ルイス(David Luiz)の移籍後初ゴールで先制した。

 バルセロナもそれからわずか2分後、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の見事な得点で同点に追いついたが、PSGは前半26分にマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)の得点で勝ち越すと、後半9分にはブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)が追加点を挙げた。

 その後、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の得点で1点差に迫られたPSGだが、そのまま逃げ切り、アヤックス(Ajax)に前節1-1で引き分けていたチームは、グループリーグ初勝利を挙げた。

 対するバルセロナは、アポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)とのグループリーグ初戦に1-0で辛勝していたが、グループ2連勝はならなかった。

 好調を維持してパリ(Paris)に乗り込んだバルセロナだが、エセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)、主将のチアゴ・シウバ(Thiago Silva)、さらに点取り屋のイブラヒモビッチ不在とはいえ、敵地でのPSG戦は、ルイス・エンリケ(FC Luis Enrique)新監督が就任して以降では最も厳しい戦いになった。

 バルセロナはまた、リーグ戦で正守護神を務めるクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)ではなく、前節に続いてマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)がゴールマウスを守っている。(c)AFP/Andy SCOTT